この何週間で留袖の加工その他が大変多いです。もちろん着用後のお手入れは当たり前ですが、、、
①紋の所が茶色くなっているとか、②胴裏のみの交換、③洗い張りして一からお仕立直し、④柄の金彩部分が黒くなっている
⑤全体にカビみたいに白い点々が、⑥は着物の裾から比翼が出てくるなど のご相談がで来店いただいております。
①は家紋がなくという表現をします。留袖、喪服に多いです。
②は留袖に限らず多いです。そのまま放置されますと表にまで響くことがあります。
③はこの方の場合は身内の方からの頂きもので寸法がまったく違いましたので
④は経年による劣化のため金彩が黒く、シミみたいになっていました。金彩の部分以外に色が入らないようにのりでおさえ、金箔加工をさせて頂くことになりました。もちろん見積りをさせていただいてからの加工でございます。
⑤はこの場合は丸洗いではダメなのでカビ落とし加工をおすすめさせてもらいました。この場合もお見積りさてて頂きました。
⑥はこれも経年でしまわれている間に表生地が縮んで洗える素材のひよくが裾から出たと思われます。
どの場合も必ずお見積りをご提示してからとなりますのでご安心下さいませ。